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ホテルや旅館の節水対策を解説!事例・効果も紹介

目次

宿泊需要が回復する一方、水道・ガス代の高騰に悩むホテル・旅館も増えています。節水は快適性を損なわずコスト削減と環境配慮を両立できる有効な手段です。この記事では、実例や導入ポイントを紹介します。

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ホテルや旅館運営で
こんなお悩みの企業に
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ホテルや旅館の節水対策には
何があるか

トイレ:設備の工夫で長期的に
水道コストを削減

宿泊施設のトイレは1日に何度も使用され、1回の洗浄でまとまった水を使うため、節水対策の効果が出やすい設備のひとつです。

対策には、すぐに始められるものから中長期的な投資まで、目的や予算に応じた選択肢があります。たとえば、節水型トイレへ交換すれば、従来型(約13L)の半分以下である6L程度の水量で洗浄できます。客室数50室、1日5回の使用と仮定すると、年間で数万リットルの節水が可能です。

ただし、導入には一定の費用がかかるため、コストを抑えたい場合は、既存トイレに節水アダプターを取り付ける方法や、タンク内の水位を調整する「浮き玉」、水の補給をコントロールする「ボールタップ」の設定を見直すといった手軽な対策も有効です。こうした対策を段階的に組み合わせれば、無理なく効率的な節水が実現できます。

シャワー:節水で給湯コストも
抑えながら快適に

宿泊施設のシャワーは、滞在中に多くのゲストが使用する設備であり、水だけでなくお湯を多く使うため、水道代に加えて給湯にかかるエネルギーコストの負担も大きくなりがちです。 節水に取り組むことで、水の使用量を抑えると同時に、エネルギー消費も軽減できます。

具体的な対策として、吐水に空気を含ませる専用パーツを取り付ける方法や、節水仕様のシャワーヘッドに交換したりする方法があります。 どちらも既存の設備に後付けできるため、配管や給湯機器に手を加える必要がなく、工事不要で手軽に導入できるのが特長です。水量を減らしつつ水圧や肌あたりを維持できます。

こうした取り組みは、段階的な導入により、業務負担を抑えつつ継続的な節水につなげることができます。

洗面台:手軽な対策で着実に
節水効果を実感

洗面台の蛇口は、手洗いやうがい、洗顔などで頻繁に使われ、短時間でも水の使用量が積み重なります。特にチェックインやチェックアウト前後は使用が集中し、施設全体でも節水が求められるポイントです。

こうした無駄を抑えるには、蛇口の先端に取り付けて水量を調整する節水アダプターや蛇口をひねった際の水量を抑える流量制限弁の活用が効果的です。水の勢いを保ちながら節水でき、使用感を損ないません。また、水量調整の段階を選べるタイプもあり、用途に応じた節水設定が可能です。

これらの装置は後付け可能で工事も不要なため、稼働中の客室にも導入しやすく、小さな改善の積み重ねが年間を通じて確かな節水効果をもたらします。

ホテルで節水するメリット

節水で固定費を抑えて
コストを削減できる

宿泊業界では、水道光熱費の高騰や物価の上昇に伴い、運営コストが年々増加しています。特に見落としがちなものは水に関する固定費です。節水システムを導入すれば、シャワーヘッドや蛇口の吐水量を大幅に抑制できるため、水道代だけでなく下水道代やお湯を沸かすガス代もまとめて削減可能です。

例として、ある施設では水使用量を約31.6%削減し、年間で約240万円のコスト削減につながったという実績があります。大規模な配管工事などを伴わず、日常的に使うインフラの見直しだけでこれだけの効果が得られる点で、節水は非常に合理的な取り組みです。

※参照元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水で環境に配慮し企業価値を
高められる

節水によるメリットは金銭面にとどまりません。持続可能な社会の実現が求められる現代において、節水は「環境への配慮」としても高く評価される行動です。 水の使用量を減らすことは、結果としてエネルギー消費やCO2排出の削減にもつながり、脱炭素社会への貢献にも寄与します。

こうした取り組みは、SDGsに積極的な姿勢を示すことで宿泊施設としての信頼性を高め、環境配慮を重視するインバウンド層に選ばれる宿としてのブランド価値を高める効果も期待できるでしょう。 実際に、多言語対応の自社サイトで、節水・環境対策への取り組みをアピールし、国内外からの集客力アップに成功した事例もあります。

ホテルで節水対策を進めるうえでの
課題と対処法

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【課題①】初期費用がネックで導入を
進めにくいことがある

節水によるコスト削減が期待できる一方で、設備の導入には一定の初期費用が発生します。 特に施設全体でシステムを導入する場合、水栓の交換や専用パーツの設置などが必要になり、設備投資としての負担が懸念されます。

【対処法】月額費用のみで利用できる
レンタルで導入してみる

こうした初期投資へのハードルを下げる手段として、製品を購入ではなくレンタルで導入する方法もあります。レンタルであれば月額費用のみで利用できるため、初期費用のように一度に多額の支出をする必要がありません。メンテナンスが含まれている製品を選ぶと、日々の管理や故障対応の手間を軽減できるため、運用面でも安心して利用できます。

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【課題②】節水すると使用感を
損なうおそれがある

節水と聞くと「水圧が弱くなりそう」「シャワーの肌触りが悪くなるのでは」といったイメージを持たれる方も少なくありません。実際、適切でない製品を選ぶと水圧が弱すぎて洗髪や洗い流しに時間がかかるなど、快適性に支障が出る可能性も。

【対処法】「使用感が変わらない」
満足度の高い製品を選ぶ

吐水に空気を含ませて水量を抑える設計や、水圧を維持できる節水シャワーヘッドを採用するなど、使用感に配慮した製品の選定と導入の工夫が求められます。快適性を保ちながら節水を実現する製品選びが、宿泊客の満足度維持の鍵となります。

ホテルには快適性を保てる
「アースアンドウォーター」の
節水システムがおすすめ

アースアンドウォーターの節水システムは、ホテルなどの宿泊施設に欠かせない水圧や快適性を損ないません。実際に、導入している宿泊施設8,753件のうち98.1%が満足と回答。利用者満足度を維持しつつ確実な節水を実現する企業として高く評価されています。

また、ホテルが節水導入で直面する課題を解決できる体制を整えています。初期費用を抑えられるレンタルプランに加え、メンテナンスも任せられるため、ホテルにとって導入しやすい仕組みです。

さらに、CO₂排出削減活動証明書を無償で発行しており、環境への配慮やエコPRの取り組みにも寄与。これは一般社団法人カーボンオフセット協会の認証を受けた信頼性の高いもので、企業のSDGs活動の可視化やPRに活用可能です。

ホテルなどの施設では、ロビーにCO₂排出削減活動証明書を掲示することで、利用者に環境への取り組みをわかりやすく伝えられ、効果的なPR手段として活用できます。

※アースアンドウォーターによるお客様満足度調査アンケート(調査範囲は計63,562施設/調査時期2018年6月~2025年5月)

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アースアンドウォーターの
ホテルや旅館の節水事例

アースアンドウォーターの節水システムは、ホテルや旅館における導入施設で平均28.1%の節水を実現。実際にホテルや旅館でどのような成果が出ているのか、その具体的な事例をご紹介します。

※以下の5つの事例をもとに節水率の平均を算出

節水率【35.5%】削減に成功

節水率 35.5%
削減金額 26,980,414 円/1年間
このホテルの支配人よりコメント✐

シャワーの吐水量を削減しても、使用感が変わらないエアタスには大変満足しており、水道料金のほかに燃料費も削減できているので 導入して良かったと思っています。また、系列ホテルへも導入していただき、節水効果も確認できており、大変助かっております。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【31.6%】削減に成功

節水率 31.6%
削減金額 2,433,167円/1年間
節水によるCO₂削減量 1.90tonCO₂/1年間
このホテルの副総支配人より
コメント✐

節水効果が予想よりでており、設備費の回収も2年かからず回収済みで大変満足しています。導入後のアフターフォローも速やかに対応していただけて安心しています。また節水を通して経費削減はもちろんCO2削減の社会貢献活動にも役立てて導入してよかったと実感しています。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【28.6%】削減に成功

節水率 28.6%
削減金額 2,351,736円/1年間
節水によるCO₂削減量 12.71tonCO₂/1年間
このホテルの担当者よりコメント✐

導入後確実に節水効果が出ており、お客様からのご指摘もなくスムーズに受け入れていただいております。こちらの導入もあり、2025年5月に沖縄県内で初めて 国際的なエコ認証Green Keyの取得をすることができました。これからもサステナブルな取り組みの一環として、継続していきたいと考えております。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【25.2%】削減に成功

節水率 25.2%
削減金額 1,088,297円/2年間
節水によるCO₂削減量 4.44tonCO₂/1年間
このホテルの総支配人よりコメント✐

節水システムを導入して2年以上経ちますが、お客様からのクレームはなく知らないうちに水道代、燃料代が削減出来ているので大変満足しています。節水によるCO2排出削減活動証明書を発行して頂くと共に、CO2削減分を慈善団体へ寄付していることに驚きました。SDGs活動や寄付を通し、社会に貢献していることをうれしく思います。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【19.6%】削減に成功

節水率 19.6%
削減金額 3,553,271円/1年間
このホテルの担当者よりコメント✐

導入して直ぐに効果は実感できました。お付き合いは10年近くになりますが、サポートやサービスはどんどん良くなり有難いです。アースアンドウォーターの節水でCO2の削減とともに社会貢献(寄付活動)も出来て大変うれしく思います。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

このほかにも、アースアンドウォーターの公式HPでは導入施設で実際にどの程度の節水効果が得られたのかを公開しています。宿泊施設や病院など、施設の種類ごとに節水率や削減金額を確認できるため、ぜひ参考にしてみてください。

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