施設ごとの節水対策がわかる|アクアリブート
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温浴施設での光熱費削減対策を紹介!簡単かつ効果実感を得られやすい手法とは?

目次

温浴施設において、水道・電気・燃料などの光熱費は運営コストの大部分を占めます。エネルギー価格の高騰や持続可能性への意識の高まりを考えると、効率的な光熱費の削減は経営の安定と顧客満足度向上に直結する課題です。この記事では、実践的かつ効果的な省エネ対策を紹介します。

温浴施設で光熱費削減を
実現させるための方法

温泉熱・排湯熱を再利用する

源泉を保有する温泉旅館の場合、温泉から汲み上げられる源泉が持つ温泉熱や、温泉利用後の排湯は、回収して給湯や床暖房に再利用できます。ヒートポンプ(空気や水の熱を効率よく移動させる装置)や熱交換器を導入すれば、効率的に熱を再利用でき、電力消費を抑えながらも高温の給湯や暖房が実現可能です。

既存のボイラーを買い替えることなく、予熱装置(プレヒーター)を後付けすることでも、同様に排湯から熱を回収できます。プレヒーターは温泉の排湯熱を利用して水や空気を事前に温めるため、燃料投入量の削減につながるのです。

空調・照明設備へ
省エネ対策を行う

浴場・脱衣所・休憩スペースの空調は、外気温との差が大きい冬季と夏季にピーク負荷が集中し、電気料金を押し上げる要因となります。省エネ性能の高い空調機の導入サーキュレーターとの併用により、電力消費量を抑えることが可能です。

照明に関しては、消費電力が少なく寿命が長いLEDを導入する方法があります。照明の消費電力を半分近くに抑えられる製品もあるため、光熱費全体の中でも照明比率の高い施設では、効果が高いと言えます。 防水タイプのLEDもあり、浴室天井などの高湿度環境でも使用することが可能です。

水の使用量を削減する

まず手軽に取り組めるのは、水の使用量を抑える節水シャワーヘッド蛇口用節水装置などの導入です。節水することで、温めに必要な燃料の削減につながります。

これらは導入しやすく運用負荷も少ないため、従業員数の限られた中小規模施設でも導入が進んでいます。

温浴施設で節水対策が
有効な理由

水使用量に比例する
水道代を削減できる

温浴施設では、浴槽・シャワー・清掃などに日々大量の水を使用しています。施設の規模によって異なりますが、大型温浴施設を想定した場合、1日1,000人の利用で月200万円近くの水道代がかかるケースも。(※)

節水により、水道代のコストを抑えることが可能です。老朽化した上下水道の更新費用が利用料金に転嫁されつつある現在、水単価は今後も上昇すると予測されており、経営努力による使用量削減が不可欠です。

※参照元:環境システム社(https://kankyosoji.com/column/10054/)

燃料費の削減ができる

給湯やシャワーでお湯を使用する場合、当然ながらその水を温めるためのガスや重油も必要になります。給湯に必要な燃料だけでなく、ポンプを動かすための電力も消費されます。こうした水道光熱費は、温浴施設の総売上の約2〜3割(※)を占めており、経営への影響は無視できません。 近年は燃料費や電気代の高騰も加わり、節水の重要性は一層高まっています。

※参照元:株式会社JNG(https://jng-chenqin.com/温浴施設のランニングコスト。/)

温泉施設におすすめの
節水システムの選び方

温浴施設の規模に合った
契約形態を選ぶ

小規模施設(~10室前後の宿泊施設・個人経営のサウナ施設など)は、節水効果がある程度限られるため、初期コストを抑えられるレンタル型(サブスクリプション型)が現実的です。月額料金で始められ、故障時のサポートが含まれることも多いため、管理の手間を減らしたい温浴施設にも適しています。

一方で、中~大規模施設(20室以上の温泉旅館、スーパー銭湯、スパ施設など)は、利用者が多く、水使用量も膨大なため、節水によるランニングコスト削減効果が大きく見込めます。温浴施設では、長期的にコスト回収しやすい「買い切り型」の導入がおすすめです。

節水と快適性を
両立する製品を選ぶ

浴場のシャワーや湯温の管理は、利用者の満足度に直結します。節水シャワーヘッドを導入したものの、水圧が弱く利用者の満足度が低下してしまった、という事態も起こりえます。

節水効果と快適な使用感を両立させた製品もありますので、「節水=我慢」とならないよう快適性を損なわない製品を選びましょう。

定期的にメンテナンスを
受けられるか確認する

節水システムは導入後のメンテナンスも重要です。機器の不具合やセンサーの故障を放置すると、かえって水やエネルギーの無駄が生じる可能性があります。定期的なメンテナンスの有無は、設備の寿命と節水効果に大きな差を生み出します

温浴施設の導入実績を
確認する

製品選びの際は、他施設での導入実績や事例を確認しましょう。「トラブルが少ない」「一定の節水効果が見込める」「アフターサポートが充実している」といったポイントを比較できますので、安心して検討が進められます。

特に注目したいのは、自施設と類似する規模や業態での導入事例があるかどうかです。「自社と似た業態や建物規模」が含まれていれば、その節水効果や運用イメージを具体化しやすくなります。

導入前後の使用量比較など「定量データ」が公開されているかもチェックしましょう。公式サイトやパンフレットに掲載されている導入実績やお客様の声を確認すれば、自社に合う製品選びを行えます。

温浴施設の光熱費削減対策には
アースアンドウォーターの
節水システムがおすすめ

イメージ
引用元:アースアンドウォーター公式HP(https://e-water.co.jp/)

導入実績1万件以上!
お客様満足度98.6%の節水システムとは

アースアンドウォーターは、累計1万件以上の導入実績を持つ節水システムの提供企業です。温浴施設での導入は363施設にのぼり(2025年8月現在)、全国の温泉やスーパー銭湯などで利用が広がっています。

導入はレンタル型プランで初期費用を抑えて始められ、年1回の定期メンテナンスも実施。運営側の管理負担を増やすことなく、安心して長期利用できます。

主力製品「エコタッチ」は、水に空気を取り入れる技術で水流の勢いを損なわずに使用量を減らせます。大浴場のシャワーやカランでも快適さはそのままに、水道料金と給湯にかかる光熱費の削減を実現。こうした手厚いサービスや効果的な機器により、温浴施設を含む施設全体での顧客満足度は98.6%という高い水準を維持しています。

※参照元:アースアンドウォーター公式HP(https://e-water.co.jp/)

アースアンドウォーターの
公式HPから
導入実績をみる

アースアンドウォーターの
温泉やサウナの節水事例

温泉やサウナといった大量の水を使う施設でも平均21.8%の節水を実現するアースアンドウォーター。利用者の快適性を損なわずコスト削減に貢献している節水事例をご紹介します。

※以下の5つの事例をもとに節水率の平均を算出

節水率【30.5%】削減に成功

節水率 30.5%
削減金額 1,567,116円/年
この施設の担当者よりコメント✐

水量と燃料使用量の削減目的で導入しました。効果は予定以上に得ることができましたので、系列施設にも導入しました。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【20.2%】削減に成功

節水率 20.2%
削減金額 1,372,205円/年
この施設の担当者よりコメント✐

お客様から違和感のご指摘も無く、期待以上の成果が得られました。 導入後の定期メンテナンスには、シャワーヘッド交換が含まれるので、適時に新品に入れ替えてもらえ助かっています。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【20.1%】削減に成功

節水率 20.1%
削減金額 163,208 円/8ヶ月
この施設のメンテナンス
担当者よりコメント✐

E&Wの商品は使用感が落ちずに節水ができ、お客様からのクレームもありません。従業員は節水装置を導入していることに気が付かないくらいです。 毎月の節水効果レポートの報告もキチンとしていただけるので数値として節水効果を実感出来ますし、メンテナンスも6ヶ月に1度していただけるので安心です。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【16.6%】削減に成功

節水率 16.6%
削減金額 482,784 円/1年間
この施設の担当者よりコメント✐

第2(温泉)に導入し、水道使用量だけでなく熱源の削減にも繋がりましたので第1(女湯)にも導入しました。お客様からのクレームも出ていません

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

節水率【7.1%】削減に成功

節水率 21.4%
削減金額 93,238円/1年間
節水によるCO₂削減量 17.22tonCO₂/1年間
この施設の館長よりコメント✐

今までに比べ、使用感に大きな違いもなく、経費削減も確認できました。また年に1度の定期メンテナンスでは、シャワーヘッドの交換もしていただき、衛生面も保持出来て大変満足しております。

※引用元:アースアンドウォーター公式HP
(https://e-water.co.jp/voice.html)

このほかにも、アースアンドウォーターの公式HPでは導入施設で実際にどの程度の節水効果が得られたのかを公開しています。宿泊施設や病院など、施設の種類ごとに節水率や削減金額を確認できるため、ぜひ参考にしてみてください。

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